同じ338ページからの諸収入9451万7000円につきましては、一般被保険者保険料延滞金などの見込額を計上いたしました。
続きまして、歳出につきまして御説明申し上げますので、342ページをお開きください。
総務費のうち総務管理費2億9934万9000円につきましては、職員給与費のほか、事務的経費の所要額を計上いたしました。
徴収費4613万6000円につきましては、保険料の賦課徴収に要する経費を計上いたしました。
同じ342ページからの運営協議会費につきましては、所要額を計上いたしました。
344ページからの保険給付費のうち、療養諸費127億1506万4000円につきましては、過去の実績から厚生労働省推計方式に準じて算定した額を計上いたしました。
高額療養費18億470万円につきましても、療養諸費と同様に算定した額を計上いたしました。
同じ344ページの移送費、346ページの出産育児諸費、葬祭諸費及び傷病手当諸費につきましては、それぞれの所要額を計上いたしました。
次に、国民健康保険事業費納付金61億8847万5000円につきましては、県の算定額に基づき、医療給付費分、後期高齢者支援金等分及び介護納付金分を合算した額を計上いたしました。
同じ346ページからの保健事業費のうち、特定健康診査等事業費1億4673万9000円につきましては、特定健康診査及び特定保健指導に係る経費の所要額を計上いたしました。
348ページの保健事業費8980万4000円につきましては、データヘルス計画推進事業費などの所要額を計上いたしました。
同じ348ページからの基金積立金につきましては、国民健康保険事業基金の利子見込額を計上いたしました。
350ページの諸支出金2444万6000円につきましては、一般被保険者保険料還付金などの所要額を計上いたしました。
次に、予備費2000万円につきましては、近年の執行状況等を勘案し、計上いたしました。
なお、352ページから361ページまでは給与費明細書ですので、説明を省略させていただきます。
次に、362ページの債務負担行為の調書でございますが、令和2年度に設定した令和3年度以降の支出予定及び令和3年度新たに設定する事項について記載したものでございます。
以上で厚木市国民健康保険事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
以上2議案につきまして、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
6
◯寺岡まゆみ議長 福祉部長。
7
◯大野徳一福祉部長 続きまして、議案第31号 令和3年度厚木市介護保険事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。
予算書の367ページをお開きください。第1条の歳入歳出予算でございますが、総額につきましては、それぞれ154億8100万円といたしました。前年度当初予算と比較いたしますと7.5%の増となっております。
第2条につきましては、債務負担行為に関する事項について定めるものでございます。
第3条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費に係る予算額に関する流用について定めるものでございます。
それでは、歳入から御説明申し上げますので、376ページをお開きください。
まず、保険料42億6247万6000円につきましては、第1号被保険者の保険料の見込額を計上いたしました。
次に、国庫支出金27億6810万2000円につきましては、保険給付費及び地域支援事業費に対する国庫負担金などの見込額を計上いたしました。
次に、支払基金交付金38億7682万5000円につきましては、保険給付費及び地域支援事業費に対する交付金の見込額を計上いたしました。
次に、県支出金21億1737万5000円につきましては、保険給付費及び地域支援事業費に対する県負担金などの見込額を計上いたしました。
378ページをお開きください。財産収入につきましては、介護保険事業基金の利子などの見込額を計上いたしました。
次に、繰入金24億2479万2000円につきましては、介護保険法に定められております介護給付費繰入金など一般会計からの繰入金を計上いたしました。
次に、繰越金につきましては、令和2年度の執行状況等を勘案し、計上いたしました。
次に、諸収入につきましては、第1号被保険者保険料延滞金などの見込額を計上いたしました。
続きまして、歳出について御説明申し上げますので、382ページをお開きください。
総務費のうち総務管理費2億4103万6000円につきましては、職員給与費のほか、事務的経費の所要額を計上いたしました。
次に、徴収費2000万1000円につきましては、保険料の賦課徴収に要する経費を計上いたしました。
次に、介護認定審査会費1億1691万円につきましては、要介護認定等を行うための経費を計上いたしました。
384ページをお開きください。趣旨普及費につきましては、介護保険制度の普及啓発に係る経費を計上いたしました。
同じ384ページからの保険給付費139億6482万2000円につきましては、令和3年度から3年間にわたる第8期介護保険事業計画から積算した初年度の給付費を算出した額を計上したもので、このうち介護サービス等諸費127億6680万7000円につきましては、要介護認定者のサービス利用に対する保険者負担分を計上いたしました。
386ページからの介護予防サービス等諸費2億5829万5000円につきましては、要支援認定者のサービス利用に対する保険者負担分を計上いたしました。
388ページをお開きください。その他諸費1161万6000円につきましては、介護給付費明細書の審査支払手数料を計上いたしました。
同じ388ページからの高額介護サービス等費4億9646万7000円につきましては、所要額を計上いたしました。
390ページをお開きください。特定入所者介護サービス等費4億3163万7000円につきましては、介護保険施設へ入所されている低所得の方などへの補足給付として所要額を計上いたしました。
同じ390ページからの地域支援事業費7億8750万5000円につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業費3億9661万5000円、包括的支援事業・任意事業費3億9089万円を計上いたしました。
392ページをお開きください。基金積立金3億3423万2000円につきましては、歳入歳出の見込みによる剰余金及び介護保険事業基金の利子見込額を計上いたしました。
次に、諸支出金496万3000円につきましては、第1号被保険者保険料還付金などの所要額を計上いたしました。
次に、予備費1000万円につきましては、前年度と同額を計上いたしました。
なお、394ページから403ページまでは給与費明細書ですので、説明を省略させていただきます。
次に、404ページをお開きください。債務負担行為の調書でございますが、令和2年度に設定した令和3年度以降の支出予定及び令和3年度に設定し、令和4年度に支出する予定を記載したものでございます。
以上で厚木市介護保険事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
議案第31号につきまして、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
8
◯寺岡まゆみ議長 病院事業局長。
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◯岸 康弘病院事業局長 続きまして、議案第32号 令和3年度厚木市病院事業会計予算につきまして御説明申し上げます。
予算書の409ページをお開きください。まず、業務の予定量でございますが、病床数は、一般病床341床、感染症病床6床でございます。
年間患者数は、入院10万5850人、外来16万9400人を見込んでおります。
1日平均患者数は、入院290人、外来700人を見込んでおります。
建設改良事業は、固定資産購入費に2億754万3000円、病院整備事業費に800万円を計上いたしました。
次に、収益的収入及び支出の予定額といたしまして、収入118億626万6000円、支出117億3255万7000円とし、差引き7370万9000円のプラスとなる予算を計上いたしました。前年度当初予算と比較いたしますと、収入で2.7%の増、支出で1.7%の減となっております。
次に、410ページでございますが、資本的収入及び支出の予定額といたしまして、収入6億3913万円、支出9億7693万3000円を計上いたしました。前年度当初予算と比較いたしますと、収入で2.6%の増、支出で4%の減となっております。収入が支出に対し不足する額3億3780万3000円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補填するものでございます。
次に、債務負担行為といたしまして、警備業務委託経費ほか6件を設定いたしました。
次に、411ページでございますが、医療機器等の購入に充当するため、企業債の限度額として1億4830万円を計上いたしました。
次に、一時借入金の限度額は20億円といたしました。
次に、予定支出の各項の経費の金額の流用は、各項に計上した経費の予定額に過不足を生じた場合に、同一款内での各項間の流用と定めるものでございます。
次に、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、給与費57億8903万3000円、交際費10万円を定めるものでございます。
次に、たな卸資産購入限度額として14億4155万円を定めるものでございます。
次に、重要な資産の取得といたしましては、医療機器として、一般撮影装置及びkVイメージパネルの2件でございます。
続きまして、予算実施計画につきまして、収益的収入及び支出から主なものを御説明申し上げますので、416ページをお開きください。
まず、収入でございますが、医業収益107億2736万7000円のうち、入院収益を68億1674万円、外来収益を30億4920万円、他会計負担金を6億4724万4000円計上いたしました。
次に、医業外収益10億5069万9000円のうち、補助金を3534万2000円、他会計負担金を5億977万2000円計上いたしました。
続いて、支出でございますが、医療費用113億4631万9000円のうち、給与費として、全職員の給料、手当、法定福利費など57億8903万3000円を計上いたしました。このほか、材料費として、薬品、診療材料等の費用を24億9594万4000円、経費として業務委託料等の費用を19億1878万1000円、減価償却費を10億4514万6000円計上いたしました。
次に、医業外費用3億3734万7000円につきましては、企業債利息等を計上したものでございます。
続いて、417ページの資本的収入及び支出の主なものを御説明申し上げます。
まず、収入でございますが、病院の建設改良費に係る経費などについて、繰り出し基準に基づく他会計負担金として4億7531万5000円、医療機器等の購入に充当するための企業債として1億4830万円を計上いたしました。
次に、支出でございますが、医療機器等の固定資産購入費として2億754万3000円、企業債償還金として7億1370万1000円、他会計借入金償還金として3328万7000円を計上いたしました。
次に、419ページにつきましては、キャッシュ・フロー計算書でございます。現金や容易に換金可能な預金等の増加や減少を示すことにより、企業の資金情報を明らかにするものでございます。
次に、420ページから431ページまでにつきましては、病院事業会計において支弁いたします職員の給与費明細書でございます。
次に、432ページ及び433ページにつきましては、債務負担行為に関する調書でございまして、看護職員白衣等賃貸借業務委託経費ほか13件について記載したものでございます。
次に、434ページ及び435ページにつきましては、病院開設時から令和3年度末までの資産等の評価を令和3年度末時点での
予定貸借対照表で記載したものでございます。
次に、436ページ及び437ページにつきましては、令和3年度の重要な会計方針等の内容を注記として記載したものでございます。
次に、439ページから443ページまでにつきましては、令和2年度末の予定損益計算書、
予定貸借対照表及びその注記でございます。
最後に、444ページから453ページまでにつきましては、先ほど御説明申し上げました予算実施計画の節別の説明書でありますので、詳細の説明を割愛させていただきます。
以上で令和3年度厚木市病院事業会計予算の説明を終わります。何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
10
◯寺岡まゆみ議長 副
市長。
11
◯霜島宏美副
市長 続きまして、議案第33号 令和3年度厚木市公共下水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。
予算書の457ページをお開きください。まず、業務の予定量でございますが、計画人口につきましては20万900人でございます。
年間計画下水量は3557万8000立方メートルを見込んでおり、1日平均では9万7400立方メートルと見込んでおります。
主な建設改良事業といたしましては、公共下水道厚木排水区浸水対策北貯留管整備事業12億円、公共下水道恩曽川左岸第6排水区浸水対策事業2億2000万円を計上いたしました。
次に、収益的収入及び支出の予定額といたしまして、収入64億2122万2000円、支出62億4452万8000円を計上し、差引き1億7669万4000円の黒字となります。前年度当初予算と比較いたしますと、収入で1.1%の減、支出では1.7%の減となっております。
次に、458ページでございますが、資本的収入及び支出の予定額といたしまして、収入27億8298万5000円、支出42億877万1000円を計上いたしました。前年度と比較いたしますと、収入で37.5%の増、支出で24.1%の増となっております。収入が支出に対し不足する額14億2578万6000円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。
次に、継続費ですが、栄町二丁目及び恩名一丁目地区における浸水対策として実施する公共下水道恩曽川左岸第6排水区浸水対策事業につきまして、令和3年度から令和5年度までの3か年継続事業として、総額9億5000万円を計上いたしました。
次に、459ページでございますが、債務負担行為といたしまして、下水道台帳管理システム住宅地図使用料ほか3件について設定いたしました。
次に、公共下水道の整備等に充当するため、企業債の限度額を15億5120万円といたしました。
次に、一時借入金の限度額は30億円といたしました。
次に、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合として、営業費用と営業外費用の予定額に過不足を生じた場合に、それらの項の間で流用ができると定めるものでございます。
次に、460ページでございますが、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費2億655万6000円と定めるものでございます。
続きまして、予算実施計画につきまして、収益的収入及び支出から主なものを御説明申し上げますので、464ページ及び465ページをお開きください。
まず、収入でございますが、営業収益37億5821万3000円のうち、下水道使用料を31億7796万円、一般会計からの雨水処理負担金として5億6392万円を計上いたしました。
次に、営業外収益26億6300万9000円につきましては、会計処理上の収益である長期前受金戻入25億8926万円のほか、一般会計の負担金5605万1000円などを計上いたしました。
続いて、支出でございますが、営業費用58億8819万4000円のうち、会計処理上の費用である減価償却費として38億2087万4000円を計上いたしました。
また、流域下水道管理事業費負担金として12億2224万8000円を計上いたしました。
このほか、下水道管渠の維持管理のための管渠費として3億9791万円、上下水道料金一括徴収方式による県企業庁への業務委託料などの経費として、業務費1億5489万8000円を計上いたしました。
次に、営業外費用3億5530万9000円につきましては、企業債利息等を計上したものでございます。
次に、特別損失につきましては、過年度分の使用料の還付見込額などで102万5000円を計上いたしました。
続いて、466ページの資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げます。
まず、主な収入でございますが、下水道の建設等に充当するための企業債として15億5120万円、国庫補助金として8億5000万円を計上したほか、これまでに雨水に関する下水道の建設改良費等に充当するため発行いたしました下水道事業債の元金償還金3億7928万5000円を他会計負担金として計上したものでございます。
次に、支出でございますが、下水道管渠の建設費として21億748万2000円、下水道管渠の改良費として2億6183万円、流域下水道建設事業費負担金として、無形固定資産購入費に1億2586万円、企業債償還金として17億1138万3000円などを計上したものでございます。なお、収入が支出に対し不足する額14億2578万6000円につきましては、先ほど御説明申し上げましたとおり、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。
続いて、467ページにつきましては、令和3年度のキャッシュ・フロー計算書でございます。現金や容易に換金可能な預金等の増加や減少を示すことにより、企業の資金情報を明らかにするものでございます。
次に、468ページから475ページまでにつきましては、公共下水道事業会計において支払います職員の給与費明細書でございます。
次に、476ページ及び477ページでございますが、継続費に関する調書につきましては、公共下水道厚木排水区浸水対策北貯留管整備事業ほか1事業について記載したものでございます。
次に、478ページ及び479ページでございますが、債務負担行為に関する調書につきましては、妻田ポンプ場維持管理業務委託経費ほか6事項について記載したものでございます。
次に、480ページ及び481ページにつきましては、公共下水道事業会計開始時から令和3年度末までの資産の評価を令和3年度末時点での
予定貸借対照表で記載したものでございます。
続いて、482ページ及び483ページにつきましては、令和3年度の重要な会計方針等の内容を注記として記載したものでございます。
次に、485ページにつきましては、公共下水道事業の経営成績を令和2年度に属する全ての収益とこれに対応する全ての費用を記載し、損益について表示いたしました令和2年度末の予定損益計算書でございます。
続いて、486ページ及び487ページにつきましては、令和2年度末の
予定貸借対照表でございます。
最後に、488ページから501ページまでにつきましては、先ほど御説明申し上げました予算実施計画の節別の明細書でありますので、詳細の説明を割愛させていただきます。
以上で厚木市公共下水道事業会計予算の説明を終わります。何とぞよろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
12
◯寺岡まゆみ議長 ここで10分間休憩いたします。
午前10時01分 休憩
──────────────
午前10時11分 開議
13
◯寺岡まゆみ議長 再開いたします。
質疑に入ります。
なお、議事整理の都合で質疑は1人3項目以内、1項目当たりの質疑は最初を含め3回以内とし、超えるときは各議員の質疑の後、
発言願います。なお、質疑の際はページをお示しください。
まず、一般会計予算を行います。神子議員。
14 ◯22番
神子雅人議員 通常の環境下と違う中での予算編成だったと思われるので、全体的な中で質問させていただきますので、特にページはございません。
今年度の予算編成の時期においては、まだコロナの状況はない中でしたから、どちらかというと、今年度の事業においては全て対症療法、コロナに対してどう対処しようかという中で補正予算対策でやってきたのですが、新年度においては、今度は対症療法というよりは、コロナに対して攻めの予算をしていかなければならない年度になると思うのです。ですから、実際のところ、国の補助金、交付金を待ってこうするというよりは、厚木市の考え方として、どうやってこのコロナ対策を乗り越えて市民生活が安定するかという考えが基本にあったのではないかという思いで、私は今、予算の説明を聞いていました。
多分各担当部からは、毎年のようにこの事業を行わなければならないということで数多くの事業が上がってきている中で、不交付団体の我が市は、ふだんいろいろな面で財源確保が厳しい中でも、自前でしっかりと財源を確保してくるというこの体制は変わっていないと思います。その中で攻めの予算にしたであろうというこの大きな考え方と、もう一個、今年度は各事業がほぼ全て中止になっています。この事業が中止になったことによってどれだけの財源が確保できたのか。
各補正予算で落としていると思うのです。どれだけの予算が落とされる中で、その予算がどれだけ次の年度、つまり今年度でもいいですね、コロナ対策に生かされているかという考え方。数字的に細かくは厳しいと思いますから、その考え方、どのぐらいの事業ができなかったのか。また、その事業のできなかった予算がどう生かされたか、その辺の考え方。
それから、新年度に対して、多分財調に回してという考えになるのかもしれませんが、数字的には財調になるとしても、どういう考え方でしたか、この中で編成されたか。
いろいろと苦労が多かった。毎年、奈良握先輩がよく質問されたのですが、この編成する中での苦労があったと思います。この後、病院事業会計の中でも、やはりコロナ対策で大変な苦労をされているので聞きたいとは思っておりましたが、今は一般会計のみということですから、ひとまず財務部長、その点を聞きたいのと、併せて今年度の補正予算で大体目玉になったのが産業振興。観光において、産業においてが大きな目玉になったと思うので、来年度予算編成において、産業振興部のほうで、厚木市の強い産業をどう維持していくか、伸ばしていくかという考えの下に、商工会議所や経済団体等と意見交換もしていると思います。その中で、どうやって新年度の厚木市の産業や観光を回していこうという考えを持って予算編成したかということを、担当から聞いてみたいと思います。よろしくお願いします
15
◯石井正彦財務部長 リーマン以来のこういう状況、リーマンよりある面では厳しい状況の中で予算編成を行いました。予算編成方針の中でも、税収等がこれだけ落ちるというような部分で、実際、予算編成方針のときより、例えば固定資産税の部分などは、やはり評価替えの中で上昇値は据置きという中で影響も受けた部分がございまして、実際、税収面も25億円弱減というような、過去最大の減収幅になりました。
やはり2月補正と当初というのはある面では一体で考えておりまして、令和2年度の中でも財源を捻出して令和3年度に持ってくるという中では、財政調整基金をいかに積み増せるかが重要になろうかということで、今回は19億円を2月補正で積んで、その19億円をスライドした形で税収減に対応したという中で、財調の残高は、仮に19億円使ったとしても106億円。一般通常分ですね。還付とかふるさと納税分を除いた中ではそのような状況で対応していくつもりでおります。
また、今年度に関しましても、コロナによってどういう事業が必要か、それぞれそういう部分がある中では、4月、5月であればやはり財政調整基金を1回活用する。または、今度、決算が出れば剰余金という部分もありますので、その分を活用するようなことになろうかと思います。その点については、今年度同様、臨機応変に対応していきたいと思っております。
あと、イベント等についてはほとんど一般財源でございますが、それについては一般財源は使わなかったということで、基本的には財調を財源とした部分に一般財源を振り替えたというか、そこを減にした形になっております。令和3年度についても、特にイベントについては同じような形で計上しております。その中でコロナが収まって、私らとしても、イベントが前と同じような形でできればいいかなとは思っております。
あと、各担当課からは、いろいろな事業があった中では、コロナの部分では感染症対策の消毒液等、そこは施設にきちんと配備するというようなことと、あと予防接種的な部分はきちんと計上する形で、万全を期して予算計上して、攻めといいますか、やはり市民生活を削るとか、そういうことは特にしなくて、今やっていることはしっかりやっていくような中で予算編成をさせていただいたという部分であります。
今後、こういう状況下は我々も経験したことがない部分でございますので、私はとにかく3年必要なのかなと個人的には思っています。2年目になりますが、そうすると3年目、ここで景気が上がれば何とかなるのですが、各企業とか、市民生活の中でもやはりコロナの影響は大きいものでございますので、そういう部分はきちんと財政調整基金を活用しながら、臨機応変に対応していくという姿勢は今年度と同様、来年度もしっかりやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
16
◯小野間善雄産業振興部長 神子議員からお話をいただきましたとおり、まず今年度につきましては、先般可決をいただきました中小企業応援交付金をはじめといたしまして、商業面、そして観光面、様々な施策を実施させていただいたところでございます。
なお、令和3年度に向けましては、ちょうど今年度、厚木市産業マスタープラン、厚木市観光振興計画、そしてまた、今後審議をいただきますけれども、厚木市企業等の立地促進等に関する条例の一部を改正する条例というようなところでいろいろ事業がスタートいたします。そういう中で、それらの事業施策の実施はもとより、まず予算編成につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、まずは新たな日常への対応といたしましてそれぞれ、産業面におきましてはテレワークの導入の推進、そして商業面におきましてはキャッシュレス決済のさらなる推進、そしてあと観光面におきましては新たな観光スタイルの提案ということで、アウトドアツーリズム推進事業等を実施させていただきたいと考えております。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化している中でございますけれども、引き続き国、県の動向を注視させていただきまして、今後とも必要な施策については積極的に検討してまいりたいと考えているところでございます。
17
◯小林常良市長 御質問にお答えさせていただきますけれども、昨年からもう1年強のこのコロナ感染対策に当たりましては、予算上の話もそうですが、それ以上に大事なことは、市民の皆様の命を守っていくという姿勢が一番大事だと思ってきました。
日をずっと追ってきまして、地域の経済をどう確保、担保していくかということが1つと、もう一方では、この感染症防止・抑制に向けてどういう手を打っていくんだということで、いい例えかどうか分かりませんけれども、相反するものであります。地域経済をよくしていこうということでは人の動きが出てくるわけですので、その分、にぎわいといいますか、人の出は大きくなるわけであります。そうすると御存じのとおり、感染の疑いが強くなってくるということであります。昔から言われるように、二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉があります。この相反することをどうやっていくことが一番よりよいものになってくるのかということは、私にとっては初めての経験でありました。国、県等のいろいろな指導もありますけれども、両方が大事でありますが、最終的にはやはり感染症をいかに止めていくかということが重大なことだったのかなと思っております。後半は特にそういうところにも力を入れさせていただきました。
どちらがいい悪いということよりも、今回の経験で感じることは、社会生活、市民の皆さんの生活を守っていく上で何が大事かということだけを考えるということ。それと同時に、それを実行するにはいわゆる財源が必要なわけでありますので、議会の皆様からもいろいろな御意見をいただきましたけれども、ここでひるんでいてはいけないだろうと。ここの時期は、やはりある意味、積極的な対応を持ってやっていくことがイコール市民の皆さんの命を守っていく、安心・安全な社会につながっていくのだと考えました。そういう意味では覚悟を持って昨年の補正も、そして新年度の予算編成にも向かっていこうと思います。
結果がどうだったのかは、私はまだ答えが出てこないと思いますが、先ほど財務部長から3年というスパンで物事を考えていこうという話もありました。これはやはり一人一人、市民の人たちを含めて動きが出てくるということは、経済的にもよくなってくるということでありますが、それだけではまだ油断はできない。この期に及んでも、感染者数は大きく減ってきてはおりますが、まだ油断できないというのが今置かれている我々が住んでいる地域だと思っております。
想像もできないことが起きているわけでありますので、ここは行政の責任者として、できる限りのことをしていく。こういう考え方できたところであります。だから、この気持ちを持ってこれからもやっていこうと思っております。そんな姿勢でやってきたということであります。
18
◯寺岡まゆみ議長 栗山議員。
19 ◯9番
栗山香代子議員 今と同じようなことをお聞きしたいと思っていたところだったのですけれども、ページで言えば37ページになりますが、市民税、市税が非常に減収になる、25億円弱のマイナスということでしたが、43ページを見ますと、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金というのが今回ありますが、それも減収分にははるか及ばない金額になっていたかと思います。この減収分をどのように補っていくかをどのように考えていくのかをお聞きしたい。
あと今の話ですけれども、今回、様々な事業が例年どおり仮に予算立てされている中で、実際にこれからコロナがどのような形で収束していくか分からない中で、どのように厚木市としてこれに対応していくのか。今の
市長のお答えになるかと思いますけれども、具体的にそれぞれの担当の中でどのように考えているのかをお伺いしたいと思うのです。かなり漠然としておりますけれども。
20
◯石井正彦財務部長 市税につきましては25億円弱全体では減収という中で、コロナの影響額は税収面では約16.7億円。これがコロナの影響額になります。その内訳としましては、やはり個人の所得の減少の部分。それと法人については企業業績の部分。あと固定資産税につきましては、先ほどの評価替えですが、評価替えのときに上昇値は基本的には据置きという部分がございますので、そこの部分が影響があるということでございます。あと減収補填の部分は償却の部分で減収補填。売上げといいますか、業績の中でそこの部分は補填されるのですが、評価替えの部分は補填されないような状況になっております。
この中で、やはり法人に対する企業業績というのは、1年でまた黒字になったとしても、繰越欠損という状況がある中で、果たしてすぐ上向くかどうかはちょっと微妙なところであるのと、あと厚木市におきましては様々な業種があるので、1社が駄目だからということではなくて、様々な業種の中で、ある程度は法人の市民税というのは確保できる。
その中で、大体均等割については10億円、これは業績に影響はないわけですが、あと、これも皮肉ですが、税率が下がったことによって、逆に言うと上振れと下振れの幅が縮まったような状況があり得るのですが、ただ、その中でもそれが地方消費税交付金のほうに行きますので、やはり消費が低迷しますとそこに影響を受けるというようなことが考えられるかと思います。
ただ、やはり厚木市の場合は不交付団体で、国から基本的には一般財源は来ませんので、自主自立の中でしっかりそういう税収の部分と、その中で、やはり執行に当たっては最少の経費で最大の効果が得られるような形で、きちんと事業を推進していくことが重要かと思っております。
そういう中で、まだまだ様々な要因があろうかと思います。企業業績も上向いているといえども、まだ不透明なところがございますので、そこは十分注視しながら、令和3年度に向けて様々な面を考えていきたいと思っております。
21 ◯9番
栗山香代子議員 コロナの影響というのは全てのところに行って、マイナス部分もあれば、逆にこの間、先日の補正などで出てきたプラス部分も、これから出てくる部分もあるかもしれない。プラス・マイナスをしっかりと見ていかなければいけないと思っています。
今、固定資産税のお話がありましたけれども、固定資産税については、企業立地促進条例の中で固定資産税や都市計画税の軽減があるわけですが、これについて現状がどういう状況なのか、軽減された分はどの程度と考えているのか、その辺をお伺いしたいと思います。
それともう一つ、雇用奨励金の実績がどのようで、新年度どのように見込まれるのかもお伺いしたいと思います。
22
◯石井正彦財務部長 企業の軽減措置でございますが、令和3年度につきましては、新規適用は4社を予定しているところでございます。継続については18社ということで、計22社でございます。その軽減額については約1.8億円というような状況です。ただ、適用終了が6社ございまして、6500万円がプラスになるような状況でございます
23
◯小野間善雄産業振興部長 (注3)まず、令和3年度における企業の立地の見込みでございますけれども、現在、適用件数を5件と見込ませていただいております。なお、現時点におきまして、市外から厚木市への企業の移転につきましては情報がございません。そうしたことから、現時点におきまして、新たな雇用奨励金の発生は見込まれていない状況でございます。(注3-1を参照)
24 ◯9番
栗山香代子議員 雇用奨励金については、平成28年度でしたか、前回改定をしたときに、正規だけではなく非正規も同じくくりということでありました。今回、例えばコロナがあって、非正規従業者が非常に不利な状態にあって、それが地域経済をさらに冷え込ませることになっているというか、そういうことがありましたけれども、そういった正規、非正規という捉えは、実際にはここのくくりの中ではできていないのか、その辺はいかがでしょうか。
25
◯小野間善雄産業振興部長 (注4)特に正規、非正規という分けはございません。雇用奨励金につきましては、栗山議員も御承知のとおり、市外から厚木市に企業が転入いただく、そして新たに厚木市内で従業員の方を採用いただく、そういうようなスキームで実施をしておりますので、新年度につきましては新たな雇用奨励金の発生は見込まれないところでございます。(注4-1を参照)
26
◯寺岡まゆみ議長 ほかになければ、以上で一般会計予算に対する質疑を終結いたします。
次に、特別会計予算、病院事業会計予算及び公共下水道事業会計予算、6件の一括質疑に入ります。田上議員。
27 ◯24番
田上祥子議員 392ページの介護保険事業について、所管外ということでお聞きしたいと思うのですけれども、この基金積立金、今回3億3400万円余りの積立てですが、この時点での基金の総額と、この介護保険事業での基金の使途にはどういうものがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。
28
◯大野徳一福祉部長 介護保険事業基金でございますが、今年度末の予定でございますが、約25億円弱でございます。基金につきましては介護保険料の軽減に使ってございまして、計画期間の3年間積み立てたものを次期の計画の保険料に充てるということでございます。
29 ◯24番
田上祥子議員 二十何億円の積立金があるということで、その3年間で倍ぐらい増えていますよね。ここで3年に1度の介護保険料の改定がされるわけですけれども、補正で出ているわけです。介護保険料の軽減にしか使えない基金だと思うのですが、今回の保険料の算定において、基金を幾ら活用したのかと、それから、基金の適正金額はどれぐらいを考えていらっしゃるのでしょうか。
30
◯大野徳一福祉部長 今回議案として出させていただいてございます介護保険条例の一部改正で保険料を御審議いただくわけでございますが、今回御提案させていただいている保険料につきましては、基金を10億円投入して、御審議をいただくようにしてございます。
また、基金の適正な規模ということでございますが、特に明確なものはございませんけれども、介護保険事業が年間約150億円で、月の給付費が約12億円から13億円ということでございます。不測の事態に備えるということも基金の役割の一つでございますので、約1か月分程度は基金としては持っていたいとは考えてございます。
31 ◯24番
田上祥子議員 今回10億円の基金を活用していただいたということで、たしか3年前は1億円だったと思うのですが、それに比べたら、大変有効に活用していただいたのではないかと考えております。そういったことからも、保険料は今回、僅かですけれども上がっていますが、できるだけ抑えていただいたのかなということで、ここは評価させていただきたいと思っております。
32
◯寺岡まゆみ議長 神子議員。
33 ◯22番
神子雅人議員 私は所管内になりますけれども、先ほど申し上げましたが一つだけ、この予算編成に向けて病院事業局長から。令和2年度、自主的に感染症の対策として病床拡大までこうしてやって、市民及び県内の患者に対して大変な御苦労もあり、いろいろと運営をしていただいておりました。今年度の事業の推移をお話しいただきながら、新年度に向けてどのような対策を練っていったか、お話しいただきたいと思います。
34
◯岸 康弘病院事業局長 確かに今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、大幅な医業収益の減少となりました。一種災害的な部分があったように感じています。そういったことから、国、県などから交付金につきましてはしっかりと獲得をいたしまして、また、市のほうからは負担金の増額というような形で対応していただきました。そういったことから、減収分、それと併せて一般の診療、救急とか通常の診療がコロナがあったからといって減るわけではございませんので、そちらの部分もしっかりと診療対応してきております。そういったことから、補助金なども入れながら、今年度は何とか収支の均衡が取れるのかなというところまできております。
そういった状態が続いておりますけれども、令和3年度の予算編成につきましては、国、県の補助の在り方がまだ明確になっておりませんので、現状はしっかりと救急受入れ体制を取っていく。また、地域の中核病院として、地域医療連携、市内のクリニック、診療所からの紹介、また、こちらからの逆紹介という連携をしっかりと構築、一層強化していく。そういったことで、今回、10年ぶりのプラスの予算編成ということで計上させていただいております。
また、コロナの影響で減収等が出てきた場合には、国、県からしっかりと補助金を獲得していく。また、そういったことで必要に応じて補正予算を編成して対応していきたいと考えております。
35
◯小野間善雄産業振興部長 (注3-1)(注4-1)申し訳ございません。先ほど栗山議員からのお尋ねで、令和3年度において雇用奨励金の予算額はどのくらい見込まれているかというお尋ねでございましたけれども、すみません、ちょっと私のほうで勘違いをしておりまして、雇用奨励金につきましては3社200万円を見込んでおります。大変失礼いたしました。おわびして訂正申し上げます。(注3を参照)(注4を参照)
36
◯寺岡まゆみ議長 ほかになければ質疑を終結いたします。
本7件は、付託表のとおり予算決算常任委員会に付託し、休会中の審査に付します。
──────────────
37
◯寺岡まゆみ議長 日程8「議案第34号 公平委員会委員の選任について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
38
◯小林常良市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第34号 公平委員会委員の選任につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
本件につきましては、公平委員会委員3人のうち、北原武様の任期が本年3月31日をもって満了することに伴い、後任の委員として、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、人事行政に関し高い識見をお持ちの北原武様を引き続き選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
何とぞよろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げます。
39
◯寺岡まゆみ議長 お諮りいたします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略すること、また、第2回会議最終日に質疑、討論の後、採決を行うことに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
御異議なしと認めます。よって本件については、委員会付託を省略し、第2回会議最終日に質疑、討論の後、採決を行うことといたします。
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40
◯寺岡まゆみ議長 日程9「議案第35号 人権擁護委員の候補者の推薦について」から日程12「議案第38号 人権擁護委員の候補者の推薦について」までの4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
41
◯小林常良市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第35号から議案第38号までの人権擁護委員の候補者の推薦4件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
本件につきましては、本市に置かれております人権擁護委員14人のうち、中村美惠子様、小俣明美様、高橋功雄様、朝倉國夫様の任期が本年6月30日をもって満了することに伴い、横浜地方法務局長から後任の委員の推薦依頼がありましたので、議案第35号につきましては高橋功雄様を、議案第36号につきましては朝倉國夫様を引き続き推薦し、議案第37号につきましては杉山宣夫様を、議案第38号につきましては石澤ふじ枝様を新たに推薦するものでございます。
この4人の方は、人格、識見ともに高く、人権擁護に深い御理解をお持ちの方で、いずれも人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
以上4議案につきまして、何とぞよろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げます。
42
◯寺岡まゆみ議長 お諮りいたします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略すること、また、第2回会議最終日に質疑、討論の後、採決を行うことに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
御異議なしと認めます。よって本4件については、委員会付託を省略し、第2回会議最終日に質疑、討論の後、採決を行うことといたします。
──────────────
43
◯寺岡まゆみ議長 日程13「議案第40号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第19号)」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
44
◯小林常良市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第40号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第19号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
本件につきましては、歳入歳出予算にそれぞれ1億5116万8000円を追加し、補正後の総額を1211億130万1000円とするものでございます。
内容といたしましては、国の令和2年度第3次補正予算において、本市の小学校のトイレ改修事業が国庫補助事業として採択されたことに伴い所要の補正を行い、併せて繰越明許費及び地方債の補正を行うものでございます。
それでは、歳入歳出予算の内容につきまして御説明申し上げます。